上質な水を飲む理由

2020年12月25日

健康には何を飲めばいいのか?答えは水の一択です。体の60%が水でできています。古代から人は水とともに生き、霊水として崇められた水ですが、現代では化学が進み、水を摂取するだけでなく、「質と量」も重要になることがわかってきました。水と身体の関係を理解し、正しい水の摂取方法を身に付ることができれば、関節痛や偏頭痛、便秘や美容、血流に関係するトラブルに立ち向かうことが出来きます。

【水の役割】

水は口から摂取し、胃腸で分解され血液となります。そして、3/2は全身の細胞の中に存在し、他は、脳脊髄液、血漿、リンパ液、間質液体分配されます。血液はその場所にとどまることはせず、大きく分けて3つの仕事をこなしています。1運搬(酸素や栄養分を運び老廃物は体外へ出す)2調節(皮膚から汗を流し体温を維持)3監視(新陳代謝、体内環境を維持)。また、これらを仕事には、「心臓」「浸透力」「筋力」「重力」が関わってきます。浸透力は、水の性質を表します。体内水は、物質の濃度が低いところから高いところに移動する性質をもっていますので、水をバランス良く摂取しないと、低ナトリウム濃度、高ナトリウム濃度となり、体内環境のバランスが崩れます。筋肉は、血管や血液リンパのポンフ機能を活性させます。リンパの流れがいかに大事かを理解し、運動とリンパ管への身体ケアが必要になります。重力は、むくみの原因になります。むくみは、疲れ、めまいなどを引き起こします。むくみの原因は、塩分の取り過ぎ、ストレス、血行が悪かいことが影響しますが、細胞が膨れ上がる現象でなります。

【水の摂取方法】

一日に水を飲む量は、体重にもよりますが、1.5ℓ~2ℓ程度となります。そして、人間の身体は、水が入れ替わるサイクルが1ヶ月となります。体内の環境を整えたい場合、上質な水を選び、1ヶ月続けてください。飲む頻度は、コップ1杯を200㎖として、朝に3杯、昼に5杯、夜に3杯程度を目安としてください。夜寝る前に飲むのは避けましょう。利尿作用がある水は、睡眠を妨げます。また、常温の水を飲んで下さい。そして、水分にアルコールはもちろん、お茶やコーヒー、スポーツドリンクやビタミン飲料は数えません。水以外では、対内水を補えないと考えた方が良いです。

【まとめ】

現代人の摂取する水分は、アルコールや甘い飲料水などが多く、純粋な水を口にする機会が少なくなったと思います。また、水道水などは塩素を含み、体内水の仕事を邪魔しているのではと懸念を持ちます。逆に、体内水の仕事を効率よくサポート出来れば、循環器機能の低下、肝臓や泌尿器などのトラブルなども防げるように思います。水の「質と量」を知り、改善することで、万病薬になるのかも知れません。水は、身体のバランスを整え、免疫力を高めるのに有効的です。未知のウイルスと闘う武器として、上質な水を選んでみてはいかがでしょうか。

免疫力を高めたいコダイとミライより